ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

性格を曲げてくれてありがとう

こんにちは。今日もなんとなく書きます。

 

まだ幼くて、まんが日本昔話しの怖いやつ見て

 

夜が眠れなくなっていた頃のお話しをします。

 

 

鍵っ子が僕に言う。

 

『遊んでくれてありがとう。これあげる』

 

僕に50円玉を渡してくる。

 

え!!いいよ。いらない。

 

断っても渡してくるので受け取った。

 

 

学校で先生に呼ばれた。

 

『一万円もらったと聞いている』

 

ええ!!先生!僕もらってないよ!!

 

僕が悪者になってる。

 

『晩御飯に渡したお金なのに…』

 

『子供が受け取る金額じゃない』

 

『1万円を返してくれたらそれでいい』

 

え?え?え?と言う間に

 

僕の親が呼ばれ、一万円を返した。

 

 

僕は、親に言った。

 

『50円しかもらってない』

 

親はガッカリしながら僕に言う。

 

やっと言えたね。もらっちゃったんだ…

 

もう、嘘はつかないで。みっともない。

 

『か、かぁさん…』

 

 

自分が使いすぎた。

 

もしくは、誰かにあげたか、盗られた。

 

それを素直に言えばいいものを、

 

わざわざ僕を巻き込んでくれた。

 

この時の出来事は心に大きな傷を付けた。

 

それから先は、こいつと会話はするも、

 

ゲボや、うんこと会話してる感覚で過ごした。

 

 

 

『見て!!トイレが詰まってる。』

 

友達が僕を呼ぶ。

 

え!!どれ??

 

超親友レベルの友達の家に遊びに来ていて、

 

それが起きた。

 

僕が流すと、トイレは溢れて床に流れ出した。

 

当時、僕の家はボットン便所。

 

こんなハイテクな便所なんか知らん。

 

むしろ、こんな床に溢れるトイレなんかダサい。

 

うちには、汲み取りの車が来てくれるわ。

 

この時も、僕がつまらせた事になって

 

この家から僕は出禁にされた。

 

幼稚園から育んだ友情は、うんこで消えた。

 

 

 

『バイク乗りたい!乗り方教えて』

 

僕の地域は、小学生から原付に乗れた。

 

いいよ。後ろに乗ってあげる。

 

いきなりアクセル回しちゃダメだ…よっ!?

 

ブイイーン

 

ガシャ!!ザザザザー!!!

 

『うわーーーーん。いたいよぉぉぉ』

 

友達が教えてくれたように、そいつに教える予定が

 

いきなりフルスロットルされて、2人で怪我をした。

 

そいつの兄に呼ばれた。

 

タバコ臭いプレハブ。

 

灯油ストーブが、カチンカチンと音をたてている。

 

当時、自分家の庭にプレハブ建てて子供部屋。

 

そんなのがヤンキーっぽいやつだった。

 

僕は手のひらだけだったが、

 

そいつの弟は、くちびると、ヒザを擦りむいた。

 

わざとらしく、こっちを見ながら泣いている。

 

そいつの兄は口を開く。

 

『お前、今から半殺しにされんのとさ、

 

タオルボクシング、どっちか選べよ』

 

…またかよ。お決まりの展開。

 

半殺しってなんだろう。やだなぁ…

 

僕はボクシングを選んだ。

 

弟は、さっきまで泣いてたくせに、

 

タイマーみたいなのを出してきて、

 

10分セットした。

 

こりゃ、こいつも普段からやられてんな?

 

互いにタオルを巻く。

 

『カーン』

 

何が、カーンだ。怪我人ならおとなしくしてろ。

 

いきなり殴られた。唇が切れる。

 

10分殴り合うって事か。ひでぇな。

 

僕も、普段から兄にいじめられてるので

 

弱い方ではなかった。

 

しかも、こいつは僕が左利きという事を知らない。

 

楽しそうに殴ってくるから、

 

1発くらいこっちもくらわせてやるか…

 

ちょっと強めに殴っちゃおうかな。

 

小学生のパンチだと思って油断してたのだろう。

 

右手にばかり注視してたこいつの顔を強めに殴る。

 

こいつも唇が切れた。やったね。

 

だけど、これが逆鱗に触れて、後は酷いことに。

 

目を殴ってくるから、勝手に涙が出てきた。

 

本当に、本当に悔しかった。

 

10分間、顔、首、お腹。

 

とても楽しかっただろうな。

 

 

こんなことがあって以来、

 

友達の友達の友達って感じの奴らには

 

ほとんど心を開かなくなった。

 

この類の奴らってさ、簡単に人を裏切れるんだ。