ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

あの日に戻る操作

こんばんわ。今日も何となく書きます。

 

偽物の楽天からのメールを真にうけてしまい、

 

情報を送信した事で楽天カードを失った。

 

よく詐欺に遭う人をみて、そんなんひっかかるか?と

 

懐疑的な自分がいたが改める。申し訳ないです。

 

 

今月やっとカードを作り、元に戻った。

 

LINE MUSICが復活したのが嬉しい。

 

 

久々に楽天市場を開くと、

 

『もう一度購入』の項目に目が行った。

 

過去に買った商品が出てくる。

 

うんうん!これ!これ!便利だな。

 

おー!これね。リピートしちまうか!

 

あー!これ、また欲しいなぁ…

 

あ、これ…   口が半開きになって止まる。

 

サンキャッチャー   だ。

 

 

小田原の海に彼女を連れていった。

 

その場所は、危ないけど人がいない。

 

人がよく流れ着くとか怖い事を聞く。

 

…忌みの場所らしい。

 

だけど、タコや、トコブシがいるんだ。

 

見せてあげるだけで喜んだ。

 

 

彼女はそこで岩場に落ちて、手を骨折した。

 

頭も打っていて、ぐったりしちゃっている。

 

『救急車はヤダ…家の近くまで帰りたい…』

 

慌てて病院に連れて行く。

 

ペーパードライバーだった僕は、

 

ここまで彼女の運転で来たが、

 

久々にハンドルを握る。事故がトラウマとか、

 

んな、甘い事を言ってられない状況だった。

 

 

彼女は入院となった。

 

折れた指と腕は、元に戻してあげられなかった。

 

海なんかそこらじゅうにあるのに、

 

何であんな危険なところに連れていったのか

 

今でも後悔してしまう。

 

 

暇だわー!と連呼する。

 

一生ものの怪我をしたのに、僕を責めない。

 

痛いだろうに我慢強い。それがまた悲しかった。

 

そんな彼女に買ってあげたのが、

 

サンキャッチャーだった。

 

お日様の光を取り込んで、病室をキラキラに。

 

退院しても、物干し竿にくっつけて

 

キラキラにしてたっけ…

 

亡くなって退去した時は、

 

ガランとしたベランダにはサンキャッチャーが

 

なかった…誰かが外したんだな…

 

 

あ……我に変える。

 

そっとスマホを閉じた。