ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

久しぶりの休日

こんにちは。だいぶここに来れませんでした。

 

やっとバタバタした時間が落ち着きましたよ。

 

よくここで書く彼女の誕生日は4月5日でした。

 

今カレンダーを見上げて、それに気がついた。

 

もう、4月22日…そのくらいのバタバタでしたよ。

 

 

今日はね、退院の付き添いで動いたのさ。

 

アパートの大家さんの奥さんが入院してね。

 

今日が退院となったんです。

 

ちょくちょく僕に、料理を作ってくれて、

 

僕はこの2人が大好き。

 

やっと時間の作れる様になった僕のタイミングに

 

ちょうどぶつかってよかったよ。

 

 

大家さんを助手席に乗せて病院に。

 

僕を息子の様に可愛がってくれる。

 

この前起きた、拠点撤退の際、

 

道具をたくさん貸してくれて、

 

かなり助かったんだ。

 

日頃のお返しが、タクシー代わりだけど

 

ものすごく喜んでくれた。

 

 

僕が今日この病院に向かうのは

 

記憶の上書きのためにもなるんだ。

 

去年ここで彼女を亡くし、

 

年明け早々に、彼女の娘の旦那を亡くした。

 

辛い記憶の方が多くて、近寄るのも嫌だった。

 

 

…あの日、深夜に駆けつけた。

 

車を止めた位置まで覚えてる。

 

どこから入っていいのかもわからず時間を使い

 

霊安室で泣いた…

 

そのまま出勤したが、魂が弱っていたのか

 

病院の面会バッチが胸についたままだったよ。

 

それを返しに行った日には、

 

娘さんの旦那さんと顔を合わせた。

 

霊安室の最後のお別れの場所を教えてくれた。

 

そして今年、その彼まで命を落とすとは、

 

彼女の娘さんが気の毒すぎて…

 

今でも連絡は取り合ってるから、

 

僕が生きてる間は力になりたいと思う。

 

 

 

入院棟で大家さん夫妻を待つ。

 

時間がかかるが、今日は休み。

 

普段は嫌だが、今日はこの時間もなんかいい。

 

なんとなく下の駐車場を見る。

 

少し前まで院内のイス、

 

僕の横にいた人が、退院の家族と共に

 

車に乗り込む姿が見える。

 

戻れる事は良い事だ…

 

しばらくその車を無心で見つめていた。

 

駐車場のポールが上がり去っていく。

 

退院おめでとう♪

 

別な車に目をやると、

 

こちらに手を振っていて、

 

スマホで写真を撮っている。

 

…ははは。入院してる人が窓にいるんだろうな。

 

帰るよー!!って感じなんだろうね。

 

僕にもそんな事が出来たら、

 

どんなに幸せだったかな…

 

 

2人が来た。奥さん、久しぶりの笑顔。

 

退屈だったみたいだし、

 

甘い飲み物を渡す。

 

より笑顔になった。…ふふ。

 

これが見たかった。

 

 

戻ってくるなり、こんなことばかり書いちゃうね。

 

弱々しい男ですが許してください。