ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

30,000個の部品 3

こんにちは。今日もただなんとなく書きます。

 

他界した人を思い出す事で故人は喜ぶという。

 

それなりに長く生きてると、

 

悲しい別れはいくつも味わうね。

 

よく、夢に出てくると聞くけど、

 

一度も彼らが出て来てくれた事がない。

 

一度でいいから、声をもう一度聞いてみたい。

 

写真でも動画でもいいから、

 

残しておくのもいいことなんだなぁ…って

 

最近思う事があるよ。

 

 

 

(先輩、俺の番っスね)

 

(俺、高校の時、スーパーでバイトしてた事あんスよ)

 

 

意外な過去を話し始めた。

 

こいつはバイク乗りだし、

 

スタンドでバイトでもしてた事あるのかな?って

 

勝手に思ってただけに意外だった。

 

 

(ちくわとか、牛乳を補充するんスけど、

 

夕方に、お色気タイムっつうのが始まんスよ。

 

鮮魚コーナーで、おいで!おいで!呼ばれんスよ。

 

俺らバイトで、お刺身にペタペタ半額シール貼ると

 

女性陣が集まんスよ。わらわらと。

 

俺らの位置から、そっち低いから、

 

お刺身を選んでる女性陣の胸元開くんスよ。

 

んで、お色気タイムってのがあったっス。

 

【あはは。おめぇの話、そういうのばっかだな!】

 

卒業でやめたの??

 

僕らは、高校が同じだから、

 

なんとなくそのスーパーの

 

位置がわかった気がした。

 

別にお色気タイムが見たい訳じゃないよ?

 

(ちげぇんスよ。当時、自分、レジに彼女いて、

 

昼飯とか晩飯の弁当を、1円レジ打ちさせたんスよ。

 

それがバレて、2人でクビっスね)

 

 

高校生らしい退職理由だな。

 

僕の頃も、店の物食ってクビになった奴がいた。

 

検品の4日間に、この2人とはいろんな話をした。

 

 

100点満点のテストで

 

普通に2点とかとったりするのに、

 

変な事だけ記憶力のいい僕。

 

ほとんどが思い出せるよ。

 

全部書いてもいいけど、やめておくよ。

 

上司は、なんか壊した話が多くて、

 

後輩は、女の子の話ばかり。

 

そして僕は、うんこの話ばかりした。