ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

得意げな右ひじ。

こんにちは。今日もただなんとなく書きます。

 

カンニングってしたことあるかな?

 

僕はないよ!だって、見えないんだもん。

 

メガネかけてるから、頭良さそうに見えるけど

 

その逆を行く男でした。

 

 

左ききってのもそうだよね。

 

野球で左だと、警戒される。

 

おまけに、あいうえお順が打席なの。

 

僕の苗字は、なぜか毎回4番になる。

 

1打席目だけ、みんな後ろに下がるけど、

 

あとはすっごく前に来ます。

 

 

あ、話がそれたね。カンニングだ。

 

隣の子が、好きになった。

 

ドラクエ4で、アリーナっていう女の子がいる。

 

まさにそんな感じで、男子とも戦う。

 

トレードマークは、黒いストッキング。

 

シャンプーの匂いも良くて

 

隣にいるだけで幸せでした。

 

授業中、2人で遊ぶ。

 

アラビックヤマトを使った、

 

翌日には固まる運命のねりけしで遊んだり

 

絵を描いてくれたりで、勉強よりも

 

このコの隣に座るためだけに学校に行ってました。

 

 

イタズラをしてくる。

 

僕の消しゴムに、

 

シャーペンの芯を埋めるのだ。

 

消しても書いてしまう。

 

僕はやり返した。

 

彫刻刀で、ちいさな穴を机にあけた。

 

薄い紙の記入時に、その穴が地味に邪魔をする。

 

このコの机で放課後に、

 

こっくりさんを呼んだ時は

 

鉛筆に降りたこっくりさんが、

 

その穴につまづいてこけた。

 

とにかく、この子の前では、

 

いいカッコがしたかった。

 

でも諦めてたんだ。

 

すげえ人気のあるコで、

 

ドラクエ3を仲間内で見せ合うと、

 

かなりの高確率で女戦士の名前に

 

このコの名前があった。

 

せめて、隣の席の時くらいはって感じでしたね。

 

 

このコが隣になって、はじめてのテストがあった。

 

見せて?って顔してる。

 

なぜかスラスラ解ける僕は、

 

いいところを見せようと思った。

 

右ヒジを持ち上げて、答案を見せたのだ。

 

…ふふ。見てる見てる。

 

 

テストが返ってきた。

 

よし!21点も取れた。

 

あのコに見せたところは、

 

1つも合っていなかった。