ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

無職がHANA

おはよおございます。今日も何となく書きます。

 

学校をサボって、NHKを見るのが好きだった。

 

ピコピコポンとか、さわやか3組とか。

 

ビコピコポンの最終回とかどうなるのかな…

 

検索しちゃおうかな…

 

 

仕事が続かない時期があってさ

 

履歴書にかけないほど転々とした。

 

無職でヒマ。お金ないのに、回転寿司行って

 

イカを一貫だけ食べて帰ったりした。

 

車の免許あるのに、運転怖くて

 

彼女の運転で少し遠めの所に面接に行ったりした。

 

事故からトラウマになって乗れない情けない男。

 

彼女はそんな僕の、良き理解者で

 

『一生運んであげるョ』って言ってくれた。

 

まさに、それを死ぬ頃までやってくれたっけ…

 

無職でテレビ見るなら、NHK!!

 

彼女は笑う。『ガキンチョが見るやつだょ!』

 

ぼくは、みんなのうたが大好きだったんだ。

 

中でも、HANA という歌が大好きで、

 

iPodに入れてまで、彼女の車で聞いていた。

 

彼女もそれを聞き『また、ガキン子の歌か』と笑う。

 

 

彼女を亡くした時、あまりの僕の落胆に

 

周りが心配して、アドバイスをくれた。

 

一緒に聞いた歌とか、悲しくて好きな歌を

 

繰り返し聞きなさい。飽きるほど聞けた時、

 

あなたは、また立ち上がって、歩き出せると…

 

 

元々、暗い歌とか、静かな歌が好きでした。

 

一緒に聞いた歌として、まさにHANAが浮かぶ。

 

あの時は、影絵が好きになって見ていたが、

 

歌詞が、悲しいくらいに突き刺さる。

 

2人で話しながらドライブした景色も蘇る。

 

1人でいる時に聞くと、目が潤んだ。

 

そんな感じの歌を10曲ほど繰り返し聞いていた。

 

自然と涙も乾き、元の冷酷さを取り戻せたよ。

 

動画があればよかったんだけど見つからない。

 

影絵の作者も、最近旅立ったはず。

 

き、聞いてください…

 

 

ありがとうございました。