ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

ただ吹くのさ。

こんばんわ。今日もただなんとなく書きます。

 

今はもうないよね?

 

公園が、粗大ゴミを捨てる場所になる事。

 

ここに捨てて!って、指定されるんだよ。

 

みんなそこに持ち込むんだ。

 

意外に珍しいものが集まる。

 

その山の中から、

 

フェンシングの剣みたいなやつを、

 

僕の兄貴が拾った。

 

アムロ対シャア!!

 

みたいな感じで、道路標識に

 

ヒュン!!ってやったら

 

火花が散った。怖ッ!!!

 

 

なんでも鑑定団がないころの時代だったから

 

相当いいものもあったんじゃないかと思うよ。

 

ほんと、変なのばかりでてきたもん。

 

 

僕たち子供は、それを拾っては

 

秘密基地に持ち帰る。

 

今回、木の上を秘密基地にする事を思いついた。

 

 

木に運ぶ時、力がいる。うう〜!!

 

僕の大好きな人は、

 

それを軽々、片手で持ってくれた。

 

僕が木に運ぼうとしたのは、

 

10円入れるとしばらく動くやつの外枠。

 

どこの誰が捨てたんだろうね。

 

 

僕の大好きな人は、

 

どんな物でも木に乗せてくれた。

 

そして固定してくれるんだ。

 

どんどん出来てきたぞー!!

 

ただの木が、秘密基地になってきた。

 

 

僕は、木の下にも色々並べてみた。

 

誰も近寄れない、僕らの聖域だ。

 

僕の大好きな人は、

 

めずらしく、僕の持って来た物に

 

ケチをつけて来た。

 

『錆びたクギは怖いからダメだよ』

 

そうなの??

 

『ここからみんな飛び降りるから、

 

これ踏んだら大変なことになる。

 

破傷風っていう、怖い病気になるよ』

 

聞いたことない名前の病気だなぁ…って思った。

 

僕の大好きな人は、いろんな知識があった。

 

 

ゲゲゲの鬼太郎に出てきた家…

 

ゲゲゲハウスか…

 

脱線しますね…

 

僕の大親友が、

 

友達のゲゲゲハウスから

 

妖怪テレビを盗んだ。

 

ただのビー玉なんだけどね。

 

この友達は、史上最強の友達。

 

こいつの考えつく遊びは

 

どれも熱い笑いが起きた。

 

今でも月一で会う大親友。

 

こんど、こいつの事も書いてみようかな…

 

 

話を戻します。

 

ゲゲゲハウス。

 

あの家とまではいかないが

 

いい感じに仕上がった。

 

室内には、壊れた電話。

 

そして、ジュースを置ける台がある。

 

カタカナの『メ』みたいな感じで

 

4人で座れるんだよ。

 

木の幹だから、床は平らに出来なかった。

 

 

僕は、母親からもらったハーモニカを

 

この木の上でよく吹いた。

 

カッコつけて吹く。

 

まるでプロの様に…

 

兄貴達から、

 

『今の、もっかい吹いて?』って、

 

言われると、二度と吹けない。

 

要は、でたらめに吹いていたんだ。

 

夕方、僕がこの木の家で吹いてる姿を

 

近所の人が言うには

 

オレンジと黒で、影絵みたいな綺麗さがあったとか。

 

 

こんなに大事にしていた家なのに、

 

僕が部外者を入れた事で

 

後日、この家は木の上から崩落する。

 

悲しかったよ…