ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

へへ。みぃっけた。

こんにちは。今日もただなんとなく書きます。

 

広い霊園。これまで、どこの霊園だか知らず、

 

まだ家族のお家にいるのかと思ってた。

 

今回、霊園の名前だけ聞けた。

 

場所さえわかりゃ、なんとかなる。

 

僕は長い坂を上がり霊園に入った。

 

車を縦列で止めて、ふと助手席側の窓を見たら

 

自分の苗字と同じ墓。…たはは。苦笑い。

 

こんな場所で、彼女の墓を見つける事。

 

変な自信がある。

 

なんか、できてしまう気がしたんだ。

 

 

傾斜をあがり、なんとなく進む。

 

お線香の匂い。今日は土曜日だからだね。

 

かなりの人の多さだ。

 

トイレを我慢してたけど、列ができていて諦めた。

 

むしろ、思いつきでここに来たから、

 

お花の一つもないのかよ。って感じ。

 

 

僕らは、引かれ合うんだろう。

 

10分まっすぐ歩いただけで見つけた。

 

名前…指でなぞる。信じられない。

 

僕が先に逝って、

 

命には限りがある事を教えたかったのに、

 

逆に教えられる事になった。

 

まず泣く事がなかったのに、泣かされた。

 

へへ。みぃっけた。…来たよ。

 

僕に人生をかけたのに、本当に役不足だったね。

 

寂しがり屋だったから、喜んでくれるかな?

 

 

家族が、僕の勤務先の近くに眠らせてくれた。

 

力尽きた後に来たって、

 

もう意味がないなんて思いたくない。

 

現にこうして、数えきれないお墓の中から

 

君を見つけたんだ。

 

作ってくれたお守り、車に付けてるンだぜ!

 

不思議と、ゴールド免許を維持してンだ。

 

あはは。今日は顔だけ見に来たんだ。

 

また来るからね。

 

尿意がやべぇから、これで行くわ。

 

『バカじゃん!』って言われた気がした。