ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

再会

こんばんわ。今日もただなんとなく書きます。

 

今朝方、夢を見た。ホント久しぶりに見たよ。

 

最近、深く寝るとすぐ朝で、浅い眠りがなかった。

 

 

あ、懐かしい。この部屋…

 

目覚めも布団からなんて、なんていい夢なんだろう。

 

最近は横目でチラッとみるだけ。

 

ただ通過するだけの、昔住んでたアパートに

 

なぜか、もう一度入ってるんだ。

 

テレビを2つ並べて、ゲームをしていた。

 

僕用の、懐かしいブラウン管のテレビ。

 

確か、この家を1人出る時に、

 

スケボーに乗っけて捨てたはずなのに…

 

ここまでリアルに見れる夢もめずらしい。

 

 

あの頃、彼女と2人で、

 

モンスターハンターG』をやってたんだ。

 

オンラインなのに、すぐ隣。

 

息がぴったり合うから、楽しくて仕方なかった。

 

 

夢でもいいから、とりあえず部屋を歩きたい。

 

布団から起きてみた。なつかしいプレステ2

 

20年近く前になるのか!?この部屋…

 

匂い…ご飯の匂いがした。

 

僕の大好きな、ジャガイモと人参のかき揚げ…

 

まさか!!いるの!?

 

僕は、急いでキッチンに回る。

 

懐かしいクロネコ柄のエプロンを付けて、

 

彼女が調理をしている。

 

声をかけようとしたら、

 

調理中だからなのか、僕に背を向けたまま、

 

先に彼女が話しかけて来た。

 

『そこに座ってて、もうすぐできるから』

 

座ろうとしたら、キッチンのテーブルの椅子が、

 

今の職場の椅子だった。この辺はやはり夢なんだね。

 

彼女が言う。

 

『ねぇ、午後からキヌサヤ取りに行こうよ!』

 

僕は答えた

 

うん!カズさんの畑でしょ?一緒にいくよ!

 

振り向くところを見ようとしたところで

 

無情にもスマホの目覚ましが鳴った。

 

あ…だよな…    現実に戻された。

 

 

僕は、ウォーターサーバーの水を、

 

モンスターハンターのコップに注いで

 

彼女の遺品の、猫のぬいぐるみのそばに置いた。

 

さてと、今日も行ってくるよ。

 

遺影とか遺骨とか、みんな家族のとこだから、

 

僕の分は、このネコのぬいぐるみだけ。

 

仏壇代わりの棚の上の猫に、軽く手を振った。