ただなんとなく生きてます

僕が天に召される日まで、ちまちま書いてみるよ。

二日目

こんばんわ。今日もただなんとなく書きます。

 

最近ニュースでみたんだ。

 

今の子たちは、ぎょう虫検査をしないのだとか。

 

あー!そんな検査があったね。

 

僕の地域に、2つ上の女の子が越してきて

 

僕の幼なじみは、その子に夢中になっていく。

 

行く時には、僕を誘ってくれるのだが、

 

その2歳上の子は、なんとなく僕を嫌う。

 

やがて誘われなくなり、だんだんと離れていく。

 

もちろん、2人だけで遊ぶことはあったんだけどね。

 

その女の子には、お兄ちゃんがいた。

 

どちらもなんか好きになれないタイプで

 

あからさまに意地悪なことを言って

 

僕を帰らせようとした。

 

 

ある日の事。

 

また嫌々、この子の家に行く。

 

冷蔵庫にチョコあるから食べよ!

 

3人で分けた。味は覚えていない。

 

ただ、帰宅すると、どちらの母親も庭にいて

 

こう言われた。

 

『虫下しを食べたって、電話きたよ!』と。

 

なんの事だろうと思って特に気にも留めなかったが

 

お兄ちゃんのだと聞いたので、

 

きっと彼には虫がいたのだろう。

 

あ、脱線しすぎるね。話を戻します。

 

 

 

小学3年から同じクラスだった奴がいた。

 

小学4年になった時、ある相談をされたのだ。

 

『毎年、ぎょう虫検査に引っかかるのやだよ!』

 

相談内容にまず驚いた。そうだったの?と。

 

[放課後残される奴がぎょう虫!]って

 

隣の席の女の子から聞かされた事があったが

 

まさか、持ってる人に会えるとは。

 

時々、背中をかいてもらったりした事があったから

 

なんか、それを不安に思った。偏見だよね。

 

この頃の僕は、テキトーに答える男だったから

 

軽い気持ちで、こう答えた。

 

口で検査したら?似てるじゃん。

 

なぜかそいつは大喜びして

 

口で検査をする事になったのだ。

 

肛門も、唇も似てるから

 

検査をパスできるだろうなと僕はふんだのだ。

 

 

しばらくして彼が僕に言う。

 

『ねぇ、たまご付いてたって』